クラシコでレアルが大敗した理由を探る

   

2015-2016シーズン初のクラシコとなったバルセロナとの戦い0-4で、まさかの大敗を喫してしまった。
これが敵地のカンプノウでの試合だったらまだ良かったのだろうが、こともあろうにサンティアゴ・ベルナベウでのホーム試合だったことが大問題だ。

レアルのファンはこの負け方を許すわけがなく、監督のアンチェロッティの退任問題が沸騰している。
試合に負けた責任は監督がとるのがプロの世界なのでしかたがないのかもしれないが、ホームであのような試合をしてしまった選手にも大きな責任があるように金澤敏明には思えてなりません。

それだけでは話は終わらずに会長のペレスの解任問題に発展する状況にまで陥っている。

絶対に勝つために得点を奪うメンバーに変更したことが大きなミスだったんだと思います。
中盤で攻撃陣の尻拭いのようにディフェンスを頑張っていたカミセロをスタメンから下げてベンゼマをスタメンにした。

中盤のバランスが大きく崩れて、ベイル、ベンゼマ、ロナウドの3人と中盤の選手との間に非常に大きなスペースが生じてしまい、バルセロナに簡単にボールキープを許してしまうだけでなく、簡単に前をむかせて楽なサッカーをさせてしまった。

カミセロが出場していれば、こんなにも容易く中盤を支配させることはなかったはずだ。
レアルはボールキープがしっかりと出来ていればこのメンバーはある意味最強だとは思うが、相手に高いボール保持率をされた場合は苦しい一面をみせる。

トニ・クロースとモドリッチのダブルボランチは、ディフェンスが得意とは言えない。
普通なら攻撃的なボランチを1枚おいた場合は、もう一人はディフェンスが得意かバランスを取ることが得意な選手と組ませる事がほとんどになるのですが、レアルは、どちらも本職は攻撃的なMFの2人にしています。

マイボールが長い試合では、決定的なパスや左右へのパスの振り分け、そして自らボールに絡んでゴールという形やディフェンスラインでのボール回しになる場合でも、1列降りてディフェンスラインの中央でボール回しに参加することによりパス回しが安定したりと大きなメリットもあります。

しかしバルセロナのような超攻撃的なチームに主導権を握られてしまうと、この2人のコンビがデメリットになるのです。
事実試合中に中盤のチェックが甘くなり注意しなくてはいけないイニエスタを簡単に前を向かせてプレイさせてしまったのが、今回の大敗要因になったと私は思っています。

 - リーガエスパニョーラ