ストライキを回避してバルサが自力で優勝を決める

   

スペインのリーガエスパニョーラには、ストライキの可能性があった。
それは、スペイン政府がテレビ放映権の分配のしかたなどに口出しをしてきたからである。

スペインはドイツやイングランド違い独自のシステムで、各チームが個別に放映権料の交渉ができる。
そのためにバルセロナやレアル・マドリードは多くの放映権料を手にできる。

逆に下位のチームや、新たに昇格してきたチームはかなり少ない放映権料になる。
これが、リーガの力の差を生む結果になっているのは間違いないのだが、ある意味当たり前の結果だと金澤敏明は思う。

リスクをおかして多額の移籍金を払ってスーパースターを獲得したことにより、視聴者はそのチームのサッカーを観たくなる。
FFPによって今では、不可能だが、レアルやバルサはリスクのある多額の移籍金を使った選手獲得でチームを強くして、多くのファンや海外のテレビ放映権も獲得してきた。

はっきり言うと、スペインサッカーはバルサ、レアル、アトレティコを含めた3チームが魅力的なメンバーで魅力的なサッカーをしていて、他国のサッカーファンはこの3チームの試合を観たがるはずだ。

この3チームのために放映権料を支払うのに、対戦相手になるチームに多少支払われるのならわかるが、順位による分配などになると必要以上のパーセンテージを支払うことになる。

おんぶに抱っこの状態にすると、上位3チームに大きな枷が生じると金澤敏明は思う。
強いチームがあるから注目されているリーガなのに、2チームの補強に使える額が減れば、世界的に注目されなくなり、リーガがヨーロッパで衰退するのではないかと考える。

プレミアリーグやブンデスリーガは成功例かもしれないが、リーガエスパニョーラはこのままで進んで行ってもよい気がする。

逆に今の法案のままでいくと、世界的に有名なバルセロナとレアルの補強が弱くなり、チャンピオンズリーグで毎年のように優勝争いできずに、プレミアやブンデスにスーパースターを持っていかれる可能性もありそうだ。

バルセロナがリーグ制覇

ストライキでこのまま試合をせずにバルサが優勝するかと思われたが、裁判でストライキが回避されたために行われた37節は、アトレティコを1-0で倒して自力で優勝を決めた。

これにより、まずは1冠目を獲得した。
まだ2つのタイトルの可能性があるバルセロナ。

まずは5月31日行われるスペイン国王杯に挑むことになる。
相手は、アスレティック・ビルバオとなっていて、実力どおりなら2冠達成の可能性は非常に高い。

そして最後はチャンピオンズリーグの決勝が残っている。
ユベントスとの戦いになる。
この戦いも制せれば、3冠達成となる。
今のチーム状態を考えるとその可能性は非常に高いと思われる。

 - リーガエスパニョーラ