日本代表システム変更が大当たり?オーストラリア戦

   

金澤敏明が感じたオーストラリア戦の試合内容

昨日の試合は序盤はまさにオーストラリアペースだった。
先発メンバーには、前回の試合で活躍した遠藤と長谷部も出場していた。

しかし、相手の厳しいチェックにボールを奪われる場面が非常に多く目立ち、そして、相手に上手くスペースを使われてボール回しをされる場面も目立った。

チャンスらしいチャンスもつくれない状況が続いていて、ディフェンスラインからの精度の低いロングボールを入れることしかできないような状況だった。

日本代表が機能するようになるキッカケは意外にも前代表監督が作り上げた4-2-3-1のシステムだった。

前半の35分ぐらいからシステムを変更した。
インサイドハーフのポジションをやっていた遠藤をボランチの位置に下げて、2ボランチにして、もう一人のインサイドハーフの香川をトップ下のフォーメーションに変更。

これにより、ボール保持率とボールへのプレシャーは一気にかわった。

後半には、遠藤に代えて今野をボランチに起用。
そして、アギーレの秘蔵っ子の武藤に代えて乾を投入した。

均衡を破ったのは今野だった。

本田のコーナーキックを二アサイドで大きな選手たちが競り合いボールがファーサイドまで抜けた時にそこにいたのは、今野ひとりだけだった。

頭で合わせて日本代表が先制した。

攻撃と守りのリズムも非常に良かったので、遅かれ早かれって感じだったが、交代で入った選手が得点したのは良い事だと思う。

相手が疲れてきてプレッシャーが弱くなったのもあり、ボールがよく回る。
そんな中、本田からパスで岡崎が抜け出す。

キーパーと1対1になるが、セーブされてしまう。
中に本田が走りこんでいたので、パスを選択しても良かったが、今は1トップを任されているFWなので、チャンスのときは思い切って勝負してもよいと金澤敏明は前々から岡崎に思っていたので、結果はどうだったか分からなかったがこれを続けて行くべきだと思う。

その勝負で獲得したコーナーキックのこぼれ球を、DFの森重がフェイントからのドリブル突破をしてグランダーのパスを中央に張っていた岡崎が右足のヒールでファーサイドに流し込み2-0になった。

岡崎らしくないと言えばそうだが、見事な技ありのシュートだった。
その前の森重のフェイントからのドリブル突破が見事だった。

結果的にパスになったが、その前の目線とボールの蹴り方をみるとシュートを狙ったようにみえたが結果オーライだと思う。

今後の課題になったディフェンス

2-0になって遂に日本の天敵ケーヒルが登場した。
完璧な日本ペースで、なかなか自分の所にボールがこなかったので、ボランチの位置まで下がってきてボールに触る場面も目立つほど、前でボールが触れなかった。

しかし、試合終了間際に、左サイドからセンタリングをヘッドでゴールした。
日本はまたしてもケーヒルに得点を献上してしまった。

マーカーは森重だったが、とても判断が難しいところだった。
ニアに走られるのは嫌な場所だったので、後ろでヘディングされるのは仕方なかったが、あまりに楽に撃たせすぎた感はある。

左サイドバックの太田との連携で、太田にもう少し絞ってもらい、競り合えないにしても体をよせてプレッシャーをかけられるぐらいまではしたかった。

これは今後の課題でもあり、ケーヒルに対して嫌な思い出がまた一つ加わることにより、今後は、ケーヒルを意識するあまり他の選手への対応が遅れたりなどの支障も考えられる。

今回の件は、中の対応よりも、フリーでセンタリングを挙げさせてしまった日本の右サイドのディフェンスに問題があったと金澤敏明は考えてる。

今後の課題があらたにできた。

後半から出場した乾の動きは素晴らしかったと思う。
アギーレが召集したアギーレジャパンの顔になっている武藤にこだわる必要はないと思う。

乾は、後半からの出場だから思いっきりできた可能性もあるが、プレーの質やディフェンス時の相手へのプレスなども武藤よりも圧倒的によかったと思う。

乾がフル出場でどのくらいのパフォーマンスができるのかをぜひ試してもらいたい。

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