ベネズエラ相手に2-2のドロー

   

キリンチャレンジの2戦目は、2-2のドローに終わった。

この試合もセットプレーでフリーの選手を作ってしまい、決定的なピンチを迎えるなど、成長があまり感じられない内容だった。

マイボール時のパスミスから失点もした。
水本選手が中盤でパスミスをして、相手選手がフリーになり、一生懸命追いかけて追いついたところでスライディングでPK献上だった。

カバーの吉田がギリギリ間に合っていただけに、もう少し違う対応をしても良かった場面だが、全てを確認するのは難しい状況だったのだろう。

これは普段からのプレースタイルが如実に現れる状況だと思う。
彼は同じような状況下に置かれた場合は、とっさにあのような危険な賭けのスライディングを仕掛けてしまう恐れがあるのかもしれない。

キーパーのコーチングの声が届けばそれでいいが、そうではない場合はDFラインでしっかりと決まりごとを決めておくべきだと思う。

前半には、同じようなパスミスからキーパーと1対1の状況を作られていた。

パスを出す人の技術の問題がまず一つ。
そして、パスコースを作れない貰い手の問題も一つある。

ザックの時のMF陣は経験も豊富でボールキープもできて、技術が高い人が多かったので、厳しいコースにも簡単にさばけたが、今の若手や普段のポジションより高い位置に変わった選手は安定して技術を発揮できないことが多いように金澤敏明には思えた。

なので、今は選手が動いてパスコースを増やしてあげる必要がありそうだ。
特に今のポジションに慣れるまでは、積極的に動かないと同じようなミスがまた起こりかねない。

後半の2失点目は、GK川島の凡ミスだった。
あのボールは無回転のボールでもなかったし、ボール正面にポジションも取れていた。
代表のゴールキーパーとしては、恥ずかしいミスだった。
その後はファインセーブなどもしていたので、一つのミスが確実に失点になるGKなので、凡ミスが許されない。

少し期待できる若手の得点

日本の得点は、武藤、柴崎という代表で初ゴールのフレッシュなものだった。

先取点の武藤は、カウンターでハーフラインの少し先ぐらいからドリブル開始で、右にフリーの本田がいる状況で、それをおとりにして、自ら中央に切れ込み左足でミドルシュートを決めた。

コースも素晴らしく見事なゴールだった。
積極性もあり、今後も楽しみになる活躍だった。

そして2点目の柴崎のボレーは見事だった。

自陣のディフェンスからのカウンター。
柴崎が左サイドでワンツーをして簡単にさばき、自分は右サイドに上がっていく。

ボールは左サイドの最前線の岡崎に渡り、フェイントで一人かわしてセンタリング。

逆サイドの本田にマークが集中していたが、その少し後ろから柴崎が走りこんでフリーでボレー。
見事に決めた。

流れの中からの見事なシュートだった。
次戦以降も、柴崎は使われるだろう。
それくらいこの試合では良い活躍をしていたと金澤敏明にはみえた。

本田は、積極的にシュートも放っていたが、思ったほどの活躍はできなかった。
FKの場面ではポスト直撃もあり惜しかった。
やはり無回転シュートより、曲げて落とすボールの方が、ゴールの枠に飛ぶ確率が上がり相手の脅威にもなるので、今後もこのFKの形に戻してほしいと思う。

2-2の内容だったが、やはりDFがもう少し踏ん張らないと話にならない。
新しいシステムなので、対応が難しいのである程度は仕方ないが、自分達のミスかの失点はいただけない。

技術面も含めて修正が必要になりそうだ。

 - 代表の試合