世界ランク1位のベルギーの戦力分析(EURO2016)

      2016/05/19

ber堂々の優勝候補として名前があげられるように成長したベルギー代表。
現在の世界ランク1位という実績を発揮できれば、ユーロ2016制覇も可能かもしれません。

考えてみれば日韓ワールドカップの時は、日本と同じ組で同じようなレベルだった国が、今や世界のトップレベルに成長していることは非常に凄い事だと思います。

日本にも同じような成長が可能なのかもしれないが、ベルギーに起きている事は、奇跡的なレベルのスターが同世代に生まれたって事があると思います。
そんなベルギー代表の選手分析を金澤敏明が独断でさせていただきたいと思います。

攻撃陣はスター揃い有力選手

まず今のベルギー代表の象徴といえば名前が挙がるのが、チェルシー所属のエデン・アザールだと思います。
攻撃のセンス、ドリブル、シュート精度、パス能力と攻撃的MFとFWのどちらでもこなせる素晴らしい選手だと思います。

しかし、今季のアザールは絶不調と言っても良いシーズンでアザールの状態と同じようにチームもまさかの下位に沈むほどの影響を与えました。
代表では、コンスタントにゴールを決めていて不調がウソのような感じがします。
ベルギーの躍進はアザール次第のところがあるのは間違いないと金澤敏明は思っています。
まだ25歳と非常に若い選手で好不調の波があるのかもしれませんが、世界最高クラスの選手になるレベルのポテンシャルだと思っています。

ケビン・デ・ブライネ
彼は、ドイツのヴォルフスブルクで一気にブレークした選手で一躍スター選手の仲間入りしてマンチェスター・シティーに移籍金約100億円で加入した将来も有望な選手です。

彼は、特にサイドアタックからドリブルが驚異的です。
中央へ切り込んでのシュートも左右両足から繰り出せますし中への折り返しのパスの精度も非常に高いです。
フリーキックも蹴っていたくらいなのでキック精度には定評があります。
まだ24歳と若くこれからもっと成長をすると思いますしベルギーの高速カウンターの中心的存在でもあります。

ロメル・ルカク
193cmの長身ですが、非常に高いボールコントロール能力でテクニシャンの一面も持っていてさらにスピード能力もある怪物FWです。
フィジカルにも恵まれておりあたりにも強いという魅力もありますが、パフォーマンスの好不調が激しい不安定な一面もあります。
どこまでコンディションをベストに戻せるのかがベルギーが勝ち進む鍵になると思っています。
まだ23歳です。

守備の要が出場できないが世界屈指のGKが守る

ベルギーで残念だったのが、マンチェスター・シティで活躍しているコンパニがケガでEURO2016に出場できない事だと思う。
彼がディフェンスラインに居るのと居ないのでは、大きな違いがあると思います。

多くの経験もあり代わりが利かない選手になっているので、かなり残念ではあります。
それでもバルセロナのヴェルメーレンやトッテナムで活躍したアルデルヴァイレルトなどもいるのでレベルは高いとは思います。

そして一気に世界のトップクラスGKにまで成長したクルトワが後ろに控えているのは大きいと思います。

ティボー・クルトワ
彼は若い頃から高い才能を買われていて地元のヘンクから名門のチェルシーへ移籍した。
チェルシーは青田刈りをしてレンタルして選手を育てる方針があり、クルトワもスペインのアトレティコ・マドリードへレンタル移籍した。

そこで正ゴールキーパーとして活躍して、バルセロナ、レアルという2大ビッククラブをおさえてリーグ優勝する立役者の一人として3年間プレーした。
そして万を持してチェルシーに復帰すると世界でも屈指のGKと言われていたチェフから正GKの地位を奪い絶対的守護神として今もチェルシーのゴールを守っている。

一気にブレークしたクルトワもまだ24歳と若くGKは特に長い年月活躍できるし、経験を積めばもっと凄いGKになることは間違いないことなので、ノイヤーのライバルになると思われている選手です。

若きタレントは、まだまだ成長が期待できる

これまで紹介してきた選手達の年齢はほとんどが25歳以下でこれからどんな成長をみせるのか非常に楽しみな選手たちばかりです。

そのため今後5年以上はベルギーは世界のトップレベルを走り続けることが可能な状況だと思います。
今のベルギーがEURO2016で優勝できるかは、正直微妙だと思います。
強いのは間違いないが、まだ安定力や爆発力、勝負強さが備わっている感じには思えません。

しかし原石の塊とも言ってもよいチームなのは誰の目にもあきらかだと金澤敏明は思います。

チームが今以上に一枚岩になるようなキッカケでもあれば、数年前のスペインのような長期政権が可能になるほどのポテンシャルだと思います。

若きタレント集団がこの大会でどのような戦いができるのか非常に楽しみですが、グループリーグは死の組と言われる所に入ってしまったのが、凶となるのか?それとも成長を促がし吉とでるのか、今から注目しておいてほしいチームです。

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