ビッグクラブ同士の激突!CL準々決勝2017
チャンピオンズリーグのベスト8に残った8チームによる組み合わせ抽選会が行われ準決勝の組み合わせが決まった。
気になるマッチアップについて金澤敏明なりの感想を書かせてもらおうかと思っています。
ユーベvsバルサが早くも激突
個人的にもバルサファンの金澤敏明にもかなり気になる組み合わせになりました。
パリとの死闘に続き、またしても厳しい組み合わせとなってしまいました。
決勝でもおかしくない組み合わせで勿体無い気持ちもありますが、決勝で対戦する場合は1試合での決着となりますが、準決勝までは、ホーム&アウェーの2試合楽しめるというポジティブに考えればありがたいとも言えます。
パリとの2ndLegで奇跡的な逆転劇で勢いに乗るバルサと堅実な戦いで圧倒的なディフェンス力を誇るユーヴェの対決は非常に楽しみです。
バイエルンvsレアル
控えのメンバーを含めたチーム力では、世界のツートップだと思われる2チーム。
調子が戻ってきたロッペンに世界屈指のCFWレヴァンドフスキーという高さも使える攻撃力とクリロナという世界一の選手だけでなく、ベンゼマやベイルという強力な攻撃陣のレアルは楽しみです。
レアルはセットプレーが強力でセルヒオ・ラモスの得点力もレアルの特徴でもあります。
どちらのチームもサイドバックも含めて人数をかけて攻撃しますが、ボールを奪われた後に相手にサイドのスペースを与えてしまうので、今までのように積極的な攻撃参加は難しいかもしれません。
アウェーチームは特にディフェンシブな戦いを余儀なくされるはずで、ホームでしっかりと無失点で勝利して、アウェーで引き分けを狙えればベストだと思います。
個人的には、バイエルンに勝ち上がってもらいたいです。
アトレティコvsレスター
チーム一丸となった前からのディフェンスと多彩なカウンターのパターンをもつアトレティコ。
今ではCLのベスト8の常連にもなっているアトレティコは、体を張ったディフェンスもしますし、多くの選手がかなり献身的に動きシメオネ監督のサッカーを忠実に再現しているチームで、ここ一番に強いチームです。
対戦相手のレスターは昨年のプレミア王者ですが、今年のリーグ戦では大苦戦で降格のピンチにも陥りましたが、監督交代後は昨年のシステムやサッカーに戻し輝きを取り戻していて、ベスト8に駒を進めました。
アトレティコはこれでもかなり対戦相手に恵まれたと言ってもよいと思います。
力関係も含めて有利だと思います。
ドルトムントvsモナコ
モナコはファルカオが復調して得点力がアップしており面白い存在になっています。
16強の2ndレグでは、ファルカオなしでも3得点を奪って逆転に成功したようにチームはかなり仕上がっています。
ドルトムントは、派手さはないがバランスがとれたチームになっています。
攻撃陣は面白いメンバーが揃っており、オーバメヤン、ロイス、ゲッツェ、デンベレなどの攻撃陣がハマれば大爆発する可能性も秘めています。
お互いに勝ちあがれるチャンスがある組み合わせだと思います。
相手をリスペクトしながらも、どちらもベスト4進める絶好のチャンスを得たと感じているはずです。
かなり死闘になると思いますが、ドルトムントのホームでの強さとスタジアムの雰囲気を考えるとドルトムントがやや有利かと思っています。