無敗無失点で2次予選を突破した日本は万全?

   

29日のシリア戦を5-0で快勝した日本代表は、グループリーグを無敗でそして無失点で突破した。

初戦のシンガポール戦でまさかのドロー発進で心配された終わってみれば、力の差をしっかりと見せ付ける結果になった。

しかし5-0だった結果ほど楽な試合とは思えなかった。
ゲームの終盤に立て続けに3ゴールを挙げた試合展開だったからだ。

特に先制点は相手のオウンゴールで得てから2点目を挙げるまでが時間がかかり過ぎた。
同レベルや格上相手ならば仕方が無いが、ホームで格下相手に完璧な展開からゴールを奪えなかったのは残念だ。

しっかりと引いた相手に対して得点を挙げる事がアジアでの大きな課題の日本は、その結果を残すことが今回もできなかったように金澤敏明の目には映った。

2点目も相手ディフェンスのクリアミスが絡んだおかげで、香川のゴールが生まれた。
胸とラップからの反転してのシュートは見事だったが、その前にディフェンスがヘッドでのクリアミスがあったからこそのゴールだった。
これが世界の強豪相手ではあまり期待ができないのは間違いない。

3点目は、相手が超攻撃的になった所からのカウンターだった。
流れは非常に綺麗で、これぞカウンターという感じだった。
相手チームがある程度前がかりになれば、強烈なカウンターをすることができる証明はできたと思う。
そのためにも引いた相手から得点を奪うサッカーをして、強力なショートカウンターやカウンターを発動できる展開を作りたいところだと思う。

4点目、5点目は相手も集中力が完全に切れていて一方的なショータイムな感じがしていた。
5点目は、後半のロスタイムにも関わらずサイドバックの長友がしっかりとオーバーラップして攻撃参加したことが素晴らしかった。
まさに無尽蔵のスタミナといったところだろう。

最終予選は楽勝?

アジア最終予選に弾みはついたと思うが、内容が素晴らしいわけではないと思う。

日本は、アジア内でのFIFAランクが4位で、第2ポッドに入った。
ライバル韓国も同じ第2ポッドなので、同じ組には入らない。

苦手意識の高い中東のイランやサウジアラビアやUAEやカタールと同じ組になる可能性はあるので、今の日本代表の状況大丈夫なのか少し心配もある。

無失点で切り抜けた安定しているように見えるディフェンスも、レベルが一気にあがる最終予選では非常に不安だと金澤敏明は思う。

2次予選では、アウェイらしいアウェイの洗礼を浴びた試合が少なく、有利な環境で試合ができたのが、大きい感じもした。
しかし個人的には、厳しいグループ分けになってその苦境を乗り越えてロシアワールドカップの切符を手にして1ランク上のチーム力を手にしてもらいたいと思う。

そしてそれができるだけのタレントは揃っていると思うので、アジアの相手が日本とは同じグループにはなりたくないと思うようなレベルの高いサッカーで勝ち抜いてもらいたいと思う。

最終予選のグループ抽選は、4月12日に決まる。

 - 日本代表